シュタイナー編:子どもの気質に合わせる理由


シュタイナーは、人間の気質を4つに分類する古代の見方を肯定的に捉えたうえで

子どもの気質に合わせる理由について、こう言っているそうです。


-以下、「我が家のシュタイナー教育 幼児期編」(広瀬牧子著)より、抜粋引用-
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教師とは、生徒の気質を見抜き、同じ気質になって接することができなくてはならない。
おっとりした子どもには、同じようにゆっくり、おっとり接することが必要で、教師がカッとした性質を持っていて、その性質をむき出しにして、おっとりした生徒に接することは絶対にあってはならない。

大人になるにつれ4つの気質を合わせもつようになるが、幼児については、どれかある気質だけが突出している場合が多い。
子どもと接する教師や大人は特に、気質のことをよく理解して、子どもに合わせて、自分の中にある4つの気質を自由に引き出して使えるようでなくてはならない。

その子の気質をまず、そのまま受け入れることが大事であり、押さえたり変えようとするのではなく、その気質を十分に放出させ、満足させること。
放出すると、おさまって落ち着いてくる。
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また、シュタイナー学校でも気質を考慮して

同じ気質の子でグループを作るなどのクラス運営がなされているそうです。


-同著書より、抜粋引用-
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正反対の子どもが一緒にいると、お互いに苛立ちをつのらせ、自分の気質を緩和するのでなく、かえって気質がますます増幅してしまう。
似たもの同士の方が、自分と同じような性質を相手ももっているので、自分の性質を客観的にみることができる。
また同じ気質の子がそばにいると、その気質が満たされるとともに、その気質に飽きてきて、自分の方から別の気質に向かうようになる。
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子どもの時の気質から大人へと成熟していくということは

すべての気質をバランスよく備え

それを自由意志のもとに自在に使いこなせるようになっていくことだと

改めて深く思い返されます。


4つの気質について。
〇 多血質 http://starryheaven.seesaa.net/category/26735242-1.html
〇 胆汁質 http://starryheaven.seesaa.net/category/26735243-1.html
〇 粘液質 http://starryheaven.seesaa.net/category/26735951-1.html
〇 憂うつ質 http://starryheaven.seesaa.net/article/453107373.html