頑張ったね!って言ったけど・・・


今日は運動会でした。

発達上の特性を持つ子どもたちも、運動会はいろんな意味で

一年のビッグイベントの一つなのじゃないかなと思います。


集団行動が嫌いだったり、運動が苦手だったり

その子を中心に、それぞれ家族の物語がある。

夏休みがあけてすぐ、ダンスや競技の練習を、何度も何度も繰り返してきました。


普通の多くの子どもたちは、競技も演技も得手不得手があったとしても

取り組むこと自体には抵抗感は表立ってはない。

走ったり体を動かすことは爽快だったり

ダンスなんかは楽しさを感じる子も多いと思います。


そんな中、やりたくないことを何度も何度も練習に誘われ、参加を求められ

過ごしてきた子もいます。


そんな子どもたちに、今日、本番を終えて

「頑張ったね~!!」 と声をかけたけれど・・・


その言葉に、もやがかかっているような気がしました。



競技や演技の練習を「嫌や」という言葉を何回も聞いてきたから・・・


したくないことを我慢して頑張った、とも

求められるからしぶしぶ期待に応えて頑張った、とも言えるのかな、と。


言葉にならない 「つかれた・・」 ような表情のない表情が、やるせなかった。


練習をごねる度に、何度も何度も主任の先生から聞かされた

「みんなやってます」

「みんな頑張ってます」


それを 「同調圧力」 と言うらしい。


本人が自発的に 「頑張ろう!」 「やりたい!」 と思ったことを頑張れたら

どんなに楽園か、そんな理想は幻しなのかな、と思います。


私は、やりたくないことは無理強いできない。

したくないことを、他のみんなと同じようにさせることに一生懸命になれない。


したい!と思う事を見つけることや

やってみよう!と興味を持ってもらえるように、一生懸命なつもりではいる。


練習は、見学をして過ごすことも多かったし

主任先生もそれを認めてくれました。


運動会にあたっては、狭い町村の小さな学校だからできることだが

校長に、ダメ元と分かってはいても

意図を伝えたかったので、掛け合ったこともありました。

発達上の特性が強い子どもたちに、競技や演技を全く同じに課すのはとても負担なこと。

替わりに、彼らが興味を持つ分野の仕事や役割を課したい、と。


特性を持つ子どもたちは、仕事などは喜んで請けおってくれるし

どんな分野の役割に興味を持っているかは、これまでの言動から把握していたので

達成感や、人にも喜んでもらえる満足のいく体験になればと思ったのだけど

やっぱり学校の運動会という大きな全体行事では無理でした。



これまでと同じように“きちんと” 運動会を完遂させ

どの子もみんな全員を、同じことを同じようにさせることに達成感を感じている先生方と

温度差があります。


教員ではない支援員という立場でできることを一生懸命にやるだけだけど

社会の仕組みや、子どもの事情、大人の事情、自分の未熟さ

いろんなことに、自分のふがいなさも痛感しています。



学校には、もちろんですが、運動会を楽しみにしていて

楽しんでいる親子・子どもたちも、たくさんいます。

演技や競技を通して、いろんな成長ができる機会でもあります。

このブログに綴るのは主に、特殊クラスに通う

発達上の特性や個性が強い子どもたちの事を書いています。





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