紙ひこうきを飛ばして、ごめんなさい?


雨の日の、長い休憩時間のことです。

長いといっても20分ですが、45分授業と10分休憩のペースに慣れてくると

1日1回だけある20分休憩が、とても貴重で

つかの間のオアシスのように感じています。


晴れの日は、外に出れる!

雨の日は・・・体育館が、学年順に交替で使えますし、図書室も利用可能。


で・す・が。


ちょっとした隙間時間は、いつも「静かに読書」が定番となっていることもあるのか

図書室に行きたがらない子もいます。

この日はクラスの順番でないため、体育館にも行けませんでした。


何か楽しいことないかなーと、私の周りで数人の子どもたちがうろうろしているので

見るに見かねてお絵かきを提案してみました。


がしかし、のってこず

ならば入学当初は1年生のみんなが飛びついていた

アイロンビーズという小さなビーズ遊びのようなものを提案したらば

今度はそれが教室から撤収されており

苦肉の策で、ルーズリーフの紙を4つに切り分けて

4人の子に紙ひこうきを折らせてあげました。


こんなものでも、まだ喜んでくれるんだなぁと

しみじみ子どもらしさをかわいく思って眺めていたのですが

女の子まで欲しいと言い出したり、思いの他大盛り上がりで

教室がわやわやしてしまったので、気になって後から担任の先生に聞いてみました。


・・・結果


教室で、紙ひこうきは禁止!ということが判明しました。

ちなみに、新1年生の入学当初は教室にあったアイロンビーズも

今はだめ、ということで撤収されていたようです。


我ながら知らなかったとはいえ、教室で紙ひこうきを折って飛ばさせていたことを

反省しました。

学校の現状への理解不足と、先生方との意識のずれが浮き彫りになって

戸惑いも感じます。

1学期には、校庭で木登りを手伝っていたこともありましたが

おそらくそれも本当は禁止なのに、大目に見逃してもらっていたのでしょう。


今の学校では、子どもたちが怪我をしないように

昔よりすごく学校側に責任が求められていて厳しいように感じます。

大事なお子さんが 「学校で怪我をしてしまいました」 では済まされないのだと

とても神経質にもなります。

そのため、あれもしちゃだめ、それも危険だと、至るところに禁止事項が張りめぐらされていて

とても気を揉みます。


学校である以上、どんな理由があれルールを守り

大事なお子さんが怪我をしないように未然防止のため

もっとシビアに線引きをしなければいけないのだと、自分の甘さも痛感しています。



ただ・・・正直なところ、学校というところに

心が晴れ晴れとしない窮屈さも常に感じています。


雨の日の休憩の過ごし方が(体育館が使えなければ)

図書室で過ごすか、静かに読書という二択しかないとは

息がつまりそう、というのが本音です。


他にも、のびのびとした子どもらしさを奪うような規律が幅をきかせていて

その規律を順守することばかりが評価されるような学校の態勢にも

もっと改善の余地があるのではないかと思うのです。


今回の休憩時間のことで感じたのは、机上の学習と学校体制の保守のために

子どもたちの本質的な成長の機会~つまり

体のすみずみまでを使って体得する機会が見過ごされすぎているのではないかということ。


子どもたちは、先生が教えることからだけじゃない、ありとあらゆるものから

常に吸収しているというのに。

それなのに、学校では子どもたちは大半の時間を

椅子に座って先生の話を聞くか、紙に向かっているかのどちらかです。

あとは、課されている日課を規定通りにこなすことが良いこととされているのです。

自分たちで決められることは何一つないとも言える。


エネルギーを持て余している子どもたちが

休憩時間まで、椅子に座って静かに読書をするはずがない。


何か、考えよう。





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