先生!お父さんとお母さんは安らいでいますか?


子どもたちの不調は、大人の忙しさを投影していることもありますね。


「忙しい」という字は、”心を亡くす” と書くのだそうです。

時間的な忙しさは心の忙しさに繋がっているので、まずお父さんとお母さん、先生たちが安らいで居てもらいたいと思います。


幼い子どもたちは自分のことをちゃんと見ていてほしいものですし、ちゃんと見てくれていると心が落ち着きます。
子どもたちの心の安定は、親や大人の平穏さに左右されていました。
子どもたちはとても敏感に空気を読んで、大人の期待に応えようとしています。とても素直に。
理屈抜きで大人の指示や良し悪しの規定に、背伸びしたり無理をしても自分を沿わせようとしていました。
中には、格別に敏感な子もいますね。

私は担任ではなく支援員でしたのでクラス運営の権限はなく、子どもたちのストレスケアやほっと一息つけるための役割を果たせられればという気持ちで引き受けた仕事でしたが、子どもたちの様子を見ていて窮屈に感じることが多い学校生活でした。
そして子どもたちは本来誰もみな素直で純粋で、親・大人を喜ばせたいという気持ちでいっぱいだということがよく分かりました。

親や先生、大人が、子どもたちをきっちりと仕込もうなんてとんでもない!
ただの調教で息が詰まりそうな時もあり、PTAや教育委員会も巻き込んでの事態になったこともありました。
外部に教室の実態が漏れるまでにどれだけ時間がかかったか、どれだけ子どもたちが耐えてきたかを想うと、本当に悔しく、自分の無力さや情けなさを痛感しました。


つい愛している子どもたちのことは、きっちり躾けよう!という気持ちであっても、子どもたちにとってみれば、ただの ”押しつけ・はめ込み” でしかない。

先生も、親の人も、いっぱいいっぱいなのだと思う事もたくさんありました。
結局は、先生も、親も、そういった教育を受けて成長して大人になったヒトなのだと、たくさんの制限や枠の中で、ストレスと共に生きていることを思い知ったのでした。


だから、先生も!お父さんもお母さんも安らいでいますか?
大人がリラックスできているか自分の状態をチェックしつつ、自分に対しても心や身体のケアをすることをないがしろにしないでほしいのです。


もちろんすべてのお父さんお母さんがそうだとは言いません。


こんな興味深いエピソードを聞いたことがあります。

ある程度成長した子どもさんが親の人を悩ませる事態を抱えていた家庭での話です。
親の人が、子どもの心配事に支配されている間は事態は変化することはなかったそうですが、ある時お母さんがフラダンスを始め、次第にそれが楽しくなって没頭しだしたら、子どもも触発されるように変わりはじめ、問題は解決に向かったと。


このエピソードは盲点を突いていると思います。

問題そのものに意識を向けて、直接解決しようと頭を悩ませても解決しない! という・・・

①親の人が心配していて、リラックスできない状態では事態は動かない。
②問題とは別の事柄にフォーカスして楽しみ始めると事態は動く。
③身体の快活さは、心の状態(在り方)を引っ張る。
④親の人がリラックス状態になれると、子どもが良い影響を受ける。

③については、ある種の軽い瞑想状態になっていて脳が休まると思われます。
運動でなくても、身体の動作に意識を向けるということでもあり、ヴィパッサーナ瞑想法というのがありますがそれに似ていると思います。

兎にも角にも、瞑想状態であったり、ずっと関わり続けていた思考から意識をシフトチェンジすることで、脳の疲労が軽減されると言えるでしょう。
それに伴って心の疲労も蓄積しなくなることがカギ。

心も脳も身体も、繋がっていますね。


先生と!親、大人の私たちがリラックスして弛んでいることが、子どもたちの伸びやかな成長を支える、これは言えると思います。



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