低学年オススメ図書『よあけ』


前回のリトルプリンス&プリンセス-子どもたちのための集いは、絵本の選び方と宿題の効果をテーマに、子どもとの関わり方や家族の関係について話し合いました。

次回は、8/25(土)10:00~11:30 

子どもさんだけでの参加も大丈夫です。(参加費無料)

絵本を通して、これから出会う人や出来事・・・
それらは現時点での想像をはるかに超える広くて美しい世界であり、だから生きていくということは、とても楽しみだしステキなことなんだよ・・・
そんな心のさざめきを感じていただけたらと思っています。


一冊最初にお勧めするのは、まずこの絵本『よあけ』が思い浮かびました。

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登場人物はおじいさんと子どもの二人だけ。とてもとても静かに進行していく絵本です。
お父さんと息子ではなく、おじいさんと(おそらく)孫という設定で、さっそく物語の深淵さに惹き込まれていきます。

物音一つしない夜の時間・・・だけどそこには安心感があります。
言葉を介さずともおじいさんと子どもの動きからは信頼関係が伝わってきますし、周りの自然環境とも心地よく調和している雰囲気に、読者は絶対的な安心感に包まれるのです。

夜という時間であっても、どこかの林の中で、人が境目もなくむき出しに居ながら感じる平和。
何も恐れることも不安に思うこともない。
本来の人と人、人と自然との関係を見るようです。私たちはこうやって完全なる溶け合う調和の中に生きている。

そして、音のない静寂に包まれているからこそ、音にさえならない微かな動きがくっきりと浮かび上がってくる。
刻々と移りゆく自然界の彩りや天体の動き、生命の営みが、息をひそめて見守りたくなるほどの美しさとして顕れてくる。

この絵本は非日常を描いてはいません。
日常を描いているこの絵本の終わり方は、続いていく明日の到来を告げています。
大切にしたいのは、日常であり、暮らし。その中に、安心と平和、信頼、愛があるのだと。
明日へ続く希望も、繰り返されていくことなんだと。

この物語の最後は、昏さに包まれていた夜のシーンから、目が見開かれるような鮮やかな朝の色どりが出現します。
昏く透明感のある夜から境目なく続いている、美しい彩り豊かな今日へ、ようこそ。



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「よあけ」を1年生の子どもたちに読み聞かせたら
「あっっにじいろや~(^^)」の歓声がもれてきました(*^^*)


絵本の選び方については こちら をご参照ください。
おすすめサイト「絵本・童話 子どもの本専門店きんだあらんど」

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