「定期テストやめました」東京~公立中学校

~2019年7月1日の朝日新聞より~

中間・期末試験といった定期テストをやめた公立中学校があるそうです。

今のところ定期テストをやめた中学校は、知るところ日本で2校。
ともに東京都からの改革スタートだそうです。

2018年全廃した千代田区立麹町中学校に続き、今春から世田谷区立桜丘中学校も。

桜丘中では、以前から校則や授業時間のチャイムもなくす

など、多様な子どもたちにあわせようと柔軟な教育に挑戦しているそうです。

「定期テストが通知表のためのものになってしまっていた。子どもたちの学ぶ意欲を引き出すのに、本当に役立っているのか疑問があった」と、桜丘中の校長先生はおっしゃっています。

定期テストのかわりに実施している小テスト体制については、生徒も保護者も教員からも、当然賛否両論があるようですが
やってみないことには変わらない!
改革途上なので、これからも変えていくという同校の姿勢には希望を感じます。

「どこがわかって、どこがわからないのか。わからないことをわかるようにするには、自分はどういう学習方法がいいかを考えられる生徒になってほしいんです」
「成績のためのテストではなく、自分のできないことをできるためのテストに変えたい」という校長。

共感します。

1年が3期制だと、定期テストがしょっちゅう訪れます。
1ヶ月に中間・期末と2回のテストがある月も。

子どもたちは、提出物を埋めることに時間を奪われ、テスト対策勉強に疲れ果て、テスト結果におびえています。

日ごろどれだけ生徒たちに「テストは単なるチェックテストだから!」と言っても、簡単には”テスト結果”という魔物からは逃れられません。
中には親の反応を心配して不安を訴える子もいるほどです。

テスト結果は、無垢な子どもたちにとっては本当に、自分の価値を決定づけ、そして人生を左右すると思い込んでしまうほどの影響力を持っていますね。

私はそんな子どもたちに言いたいですよ。

テスト結果数値に価値を左右されてたまるもんか!ってね。

あなたたちの人生が、テストの結果ごときに左右されるはずがない!ってね。


私は、子どもたちと一緒に勉強していて、まだ知らないことを知るのは楽しい!
そういう体験を共有できる時が一番やりがいを感じます。

「世の中には、まだまだ知らないことがたくさんあるなぁ!」
「こんな世界があるんだなぁ」
「こんな人がいるんだなぁ」
「こんな積み重ねがあって今があるんだなぁ」

そんな感動を子どもたちと分ちあえると、充足を感じます。

自分の知らなかったことを知ると、世界が広がります。
見えなかった事柄が、見えるようになります。
自分とは違う人の立場を思いやり、他者に対して誠実に謙虚にいれるような気がします。

そんな自分自身を養う体験を、学習を通して子どもたちと共有したいと思っています。


そんな中で、自分は何に興味があり、何になら没頭できるのか。
自分の個性にはどんな魅力があって、これから何に取り組んでいきたいのか、
そんな自分らしさを磨いていける体験になれば最高です。


千代田区立麹町中学校の校長はこう言っています。
「強いられて勉強をどれだけの量したかではなく、自分の学び方を見つけて何をどう習得するかを考えてほしい。
(中略)
定期テスト廃止は、学習者主体の学校に変える改革の一つでしかない」


子どもたちは、幼稚園・保育所時代からずっと、大人(のつくった時間割・カリキュラム)によって時間の過ごし方を決められてきた事が多すぎるのではないでしょうか。
自分主体で、今何をどうするか、考えて決めて実行して、感じて、責任をとった経験がほとんどないのです。


もっと自然の流れの中で、子どもたち自身に任せてよいのだと思います。
体のバイオリズム、一日の循環、一年という季節のサイクルの中で、おのずと芽生え自分を導いていく感性が開花していくものだと信じることができます。



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